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MYSTYLE|2つの町の交流の証

住むところが変われば、ライフスタイルも変わる。ひと足先に移住した先輩に、移住後の暮らしに欠かせないモノや仕事道具を見せてもらいました。インタビューと合わせて読めば、彼らの毎日の過ごし方が見えてくるはず。

鈴木彰(すずき・あきら)さんは、岩手県の陸前高田市役所の被災者支援室に勤めた後、富岡町へ移住し、町役場の生涯学習係として施設の管理やイベントの企画を担っている。

鈴木さんが紹介するのは、ピンクと黄緑のストライプが入ったネクタイ。先端には、2つのゆるキャラが。理由を聞くと「富岡町と埼玉県の杉戸町が友好都市になっていて、そのグッズなんです」とのこと。ゆるキャラは、富岡町のとみっぴー、杉戸町のすぎぴょん。2つのキャラが、ネクタイ上で共演を果たしているのだ。

もともと2つの町は、2010年に友好都市締結し、町と町の交流を行ってきたそう。そんな町の歴史が垣間見えるアイテムだった。

(2018/12/11取材)

  • 取材:石川ひろみ
    執筆:酒井瑛作
    撮影:小林茂太