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MYSTYLE|オンからオフへ。切り替えに欠かせないウクレレと入浴剤
住むところが変われば、ライフスタイルも変わる。ひと足先に移住した先輩に、移住後の暮らしに欠かせないモノや仕事道具を見せてもらいました。インタビューと合わせて読めば、彼らの毎日の過ごし方が見えてくるはず。
南相馬市で保育園の運営をする傍らNPO法人みんな共和国にて安心して子育てができる環境づくりに取り組む近藤能之(こんどう・よしゆき)さん。仕事の時間から趣味や癒しの時間へと切り替えるためのアイテムを紹介してくれた。
まずひとつめに近藤さんが紹介してくれたのは、なんとウクレレ(冒頭写真)。ウクレレを始めたのは、震災後から交流を続けている熊本のミュージシャンから贈られたのがきっかけだった。「10本ほどいただいたので、それならみんなで楽しくやろうかとなって。月に一度の練習会を続けています」。地元のライブに参加したり、クリスマスコンサートを開いたり、熊本地震の際には現地に赴いて支援活動も行ったそう。ウクレレは、人と人とが交流するツールになっているのだ。
ふたつめは、入浴剤。お風呂に入る時は、お気に入りの入浴剤を入れるのが近藤さんのこだわり。リラックスした時に、仕事のアイデアが浮かぶそうだ。「入浴剤がストレスも溶かしてくれるんですよ。2時間くらい入って、いいアイデアはだいたいそこで生まれることが多いんです」。
趣味を楽しみ人の輪を広げてくれるウクレレと、癒しとアイデアの源となる入浴剤。どちらも近藤さんの活動を裏側から支えてくれる重要なアイテムだ。
(2019/1/16 取材)
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取材・執筆:七海賢司
撮影:古澤麻美