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PLACE|南相馬のソウルフード、浪江町に復活!「サッポロラーメン たき」
ひと足お先に移住した先輩が、「誰かが移住してきたらまず連れて行きたい!」と思う、とっておきの場所をご紹介。今回は、南相馬で50年にわたり長年愛されてきたラーメン店が復活した浪江町の「サッポロラーメンたき」。
2018年浪江町にオープンした「サッポロラーメン たき」。お店のルーツは店主の滝真琴(たき・まこと)さんのお父さんが南相馬に1968年に開いたラーメン店。叔父さんが2代目、叔母さんが3代目として跡を継ぎ、長年地元の人に愛されてきた。新しいお店でも、使う材料やレシピはそのまま。当時の味をなるべく再現するよう心がけているという。
(※価格は2019年2月現在)
お店の再開を知り、以前の味を知る人も数多く訪れている。中にはこのラーメンを食べるためだけに、遠方から足を運ぶお客様もいるそうだ。それだけ多くの人の支持を集めているのは、唯一無二の味噌ラーメンの美味しさに理由がある。
がつんとニンニクが効いたパンチのある旨さ!昔のお店を知る人には懐かしく、初めて食べた人でも虜にする、お客様の8割ほどが注文する看板メニューだ。他にも常連さんのオーダーが多い通好みの塩ラーメン(こちらもニンニク入り!)、スパイスの旨みが食欲をそそるカレーラーメンも提供している。
今後はなみえ焼そばやラーメンに合うおにぎりといった新メニューや、ラーメン屋の枠にとらわれない形態のお店の展開も模索中だという。実際に60人規模の大きな宴会の予約を受け、寿司を握ったこともあるそうだ。受け継いできた昔ながらの美味しさと、新しい食へのチャレンジで、浪江町をさらに盛り上げてくれるはずだ。
(2019/1/16取材)
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取材・執筆:七海賢司
撮影:古澤麻美 -
サッポロラーメン たき
〒979-1525
福島県双葉郡浪江町高瀬桜木8