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PLACE|“福島復興のシンボル”として再始動した「Jヴィレッジ」
ひと足お先に移住した先輩が、「誰かが移住してきたらまず連れて行きたい!」と思う、とっておきの場所をご紹介。今回は、生まれ変わったナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」。
1997年、日本初のサッカーナショナルトレーニングセンターとして開設した「Jヴィレッジ」。東日本大震災後は施設の営業を休止していたが、2018年7月28日、7年4か月ぶりに再開を果たした。
再始動した「Jヴィレッジ」の魅力のひとつは、国内最高レベルのコンデションを有する9面のピッチ。5面の天然芝ピッチは、夏用と冬用の芝を採用。1年を通して最高の環境でプレイすることが可能に。2面の人工芝ピッチのひとつは、陸上競技用のトラックを併設。陸上競技をはじめ、多目的に使えるフィールドだ。
人工芝ピッチ1面分の全天候型練習場は、全面が膜屋根に覆われているので、気象条件に左右されないトレーニングが可能。屋内環境を生かしてドローン研修などで使われることもあるそうだ。また、多くの試合が行われるスタジアムは、5000人の観客を収容することができる。スポーツ観戦にも最高の環境だ。
ほかにもホテル、レストラン、ホール、トレーニングジムなど、新たな設備が満載。合宿や企業の研修、家族旅行など、様々な場面で「Jヴィレッジ」を利用できるようになった。2019年4月20日には、「Jヴィレッジ」の施設機能が全面再開。これに合わせて同日、常磐線広野から木戸間の新駅として「Jヴィレッジ駅」を開業し、イベント開催時に臨時で活用される予定となっている。
サッカーを筆頭に幅広いスポーツへの取り組みをサポートする新たな施設に生まれ変わった「Jヴィレッジ」。“復興のシンボル”として、より多様な人々で賑わう場所になっていくだろう。
(2018/12/11 取材)
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取材・執筆:石川ひろみ
撮影:小林茂太 -
Jヴィレッジ
住所:〒979-0513
福島県双葉郡楢葉町山田岡美し森8
詳細ページ:https://www.j-village.jp